AmazonのKindleストアで見つけて読み始めましたが、どっぷりはまって止められない。
2日間、通勤電車の中で、バスで車酔いになりながらも、ひたすら読みました。
↓はebookのリンクですが…
小説8050
これは、中学2年生から引きこもっている息子と家族の物語です。
実は引きこもったのは、いじめにあっていたからで、父親と引きこもりの息子は弁護士の力を借りて、7年前のいじめの加害者を相手に裁判を始めます。
私にも息子が2人いるので、いじめの問題は他人事とは思えない。
お父さんの気持ちもお母さんの気持ちも、わかる~と思いながら読みました。
完全にハッピーエンドとはいきませんでしたが、引きこもりの息子が父親に向かって、
「…オレ、生きたことないじゃん、一度もちゃんと生きてないじゃんって。オレこのまま50のおっさんになるの、絶対に嫌だよ」
「このまま50のおっさんになったら、サイテーじゃん。せめて、お父さんぐらいの大人になりたいよ。」
そして「お父さん、ありがとう」で終わりました。
ああ、この子はもう大丈夫。涙、涙、涙…
参考)8050問題とは
私も引きこもりそう
この小説とは関係ないですが、引きこもりって、今では誰でもなってしまいそう。
私なんか、食料品や日常雑貨、洋服など、ほとんどネットで購入します。
Netflixなどでドラマは見放題、ユーチューブでいろんな動画も見ることができる。
コロナ禍で友人とも話さなくなり、いよいよパソコンが友達となり、それで済んでしまいます。
ちょっと前に親戚の子に「退職したら何するの?」と聞かれた時、とっさに「引きこもるよ」と答えたのですが、本当に引きこもりそうです。
まあ、私が引きこもったとしても、誰も困るわけではありませんが…