最近、ちらほらと喪中ハガキが送られてくる。中に、大学時代の友人からきていたので、一瞬ご両親のどちらかが亡くなられたのかと思ったが、よく読んでみると、旦那様のお母様だった。
…出ていった夫のお父さんも今年亡くなられたのだけど、喪中ハガキはだせずにいる。
実質家族ではなくなった人の親の喪中ハガキを私がだすのは違うと思うし、かといって年賀状をだすのもはばかられる。
今年はなにもださないことに決めた。
年賀状をくれた人にだけ、お詫びの手紙を書くことにした。
先日実家に行った時、父は、「今年はあちらのお父さんが亡くなられたので、年賀状はださないよ」と言ってきた。
私はその場ではわかったと言った。
父が向こうに行ったあと、私は、「ずっとださなくていいよ。なんなら住所録から削除してくれていいのに。」と言い、母と姉と笑いあった。
1年前には、おそらくこんなに笑えなかった。
私の結婚生活が破綻したことに対し、母は心を痛めていたし、姉は気を使ってこのことには触れないようにしていたから。
今は家族や親しくしている人に話しているだけだけど、次第に職場や親戚に公表していくことになり、名実ともに他人になっていく時が、近付いている。