令和3年7月に夫が家から出て行って、1年たちました。
最初は、悔しいやら心細いやらで、動揺しました。
「悔しい」というのは、自分が子供2人を育て、正社員としてもしっかり働き、家計の1/2を担ってきたのに、この仕打ちはなんだ…ということ。
子供達も思ったよりは冷静で、でもって夫とも普通に接し…やってられない気持ちでいっぱいでした。
だって、子供達は100%私の味方だと思っていたから。
そして、どうしたら出て行った夫に後悔させられるか、などと不穏なことも少し考えました。
他の方のブログを読ませていただき、自分も生活を楽しもうともしてきました。
今まで街路樹の種類やら、冬に咲く花やら、特に気にしたこともなかったのに、いろいろなことが新鮮に思えたりもしたんだよね。
そして、だんだんと、夫とは関係なく、自分自身これからどう生活していくのか、考えるようになり、
私は寂しいんだ、ということも自覚しました。
そして猫を飼い、家族が増えました。
守るものができると、この子のためになんとか稼がないと、と思うんですよね。
最近は、なぜか家を片付けることに、興味が湧いてきています。
子育て期間を含め30年弱、仕事と育児と、ちょっと家事で走り続けてきて、そうじだってかなり手を抜いてきました。
そうして、今まで見えていなかった大量のほこりやらごみやら荷物やら、どんどん捨てています。
大分片付いたところで、頭も整理されてきたような気がします。
仕事にしても、昨年(前の職場)、あれだけ追い詰められたのは、全部しようとしたからだ、ということに気づきました。
係長が2人とも休んだから(メンタルです)、自分が3人分やらなくちゃと思っていました。
そんなのできるわけないのです。(2人分ぐらいだったらなんとかできたかも…)
今は、自分のできることを無理せずやっている感じです。(今の仕事は以前やったことがあり得意分野なので、結構できる感じ)
仕事にも自信を取り戻しつつあります。
そうして、1年間、一人でも大丈夫じゃん…
まあ、一人ではないですけど。
ハクちゃん(猫)がいてくれて、
…おまけで長男もいるのでした。